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坂戸市消防団 SAKADO CITY     VOLUNTEER         FIRE CORPS

活動報告report


  平成21年度 活動報告(団行事)
3月 14日 消防ポンプ自動車伝達式
3月 13日 坂戸・鶴ヶ島消防組合防火大会
2月 25日 全国消防団員意見発表会
1月 10日 消防出初め式
     


平成223月14日

消防団消防ポンプ自動車伝達式
(坂戸分団第3部)
於:消防本部 坂戸消防署

 晴天にも恵まれた平成22年3月14日
坂戸市消防団坂戸分団第3部の消防ポンプ自動車、車両伝達式が執り行われました。
 坂戸分団第3部の車両は配備から15年の歳月が過ぎ、幾多の災害出場を経てきており、近年の多種多様化する災害に対応すべく、ここに最新鋭のCD-1型消防ポンプ自動車が更新配備されることとなりました。
消防車の車両伝達は
式中で管鎗(かんそう)の伝達として表されます。

坂戸市消防団では、
まず、
伊利管理者より、栗原坂戸市消防団長へ管鎗が伝達されます。
つづいて、
栗原坂戸市消防団長より、坂戸分団長へ管鎗を伝達。
最後に
坂戸分団長より、坂戸分団第3部部長へ管鎗を伝達。
こうして車両を運用する「部」へ車両が伝達されました。
   
 


平成22年3月13日(土)
坂戸・鶴ヶ島消防組合防火大会
平成22年3月13日(土)
坂戸市文化会館「ふれあ」に於いて
坂戸・鶴ヶ島消防組合防火大会が開催されました。
防火大会を開催することにより、市民の火災予防の啓発、並びに防火意識の向上を図ることを目的としています。
消防団ではラッパ隊による吹奏をを行いました。
また住宅用火災警報器の普及促進、AED使用についての啓発のための寸劇を行いました。
   大会式典内容
ラッパ吹奏
式典
幼年消防クラブ員による演技
住宅用火災警報器普及・応急処置AEDの寸劇
   救出救助の寸劇
消防音楽隊、
カラーガード隊による演奏
ドリル演技
抽選会
   ロビー(ホワイエ)展示
住宅用火災警報器
消火器
防災製品の展示
住宅防火相談
消防団の活動紹介・団員募集
関係団体の活動紹介
 


平成22225()

平成21年度消防団員入団促進キャンペーン
全国消防団員意見発表会
於:ニッショーホール(港区虎ノ門二丁目9番16号)

全国消防団員意見発表会

[趣旨]
 消防団は、消防・防災活動はもとより平常時の啓発活動などの幅広い分野で、地域防災の中心として重要な役割を果たしているが、地域社会や就業構造の変化といった社会環境の変化により、消防団員数の減少や高齢化などの問題に直面している。
 このような状況を踏まえ、各地域で活躍する若手・中堅消防団員に消防団活動に関する課題等について意見発表させ、消防庁長官が表彰し、全国に紹介することにより、消防団活動の一層の推進・活性化を図るものとする。
[発表者]
埼玉県代表・坂戸市消防団女性部
和田素実 (女性部・部長)

発表演題
「新たな一歩を、ケロタンと共に…!」

最優秀賞を受賞しました。
栗原団長、小島副団長と記念の撮影
 後日、
伊利 坂戸市長に
最優秀賞受賞の報告に行きました。
  

発表テーマ「新たな一歩を、ケロタンとともに…!」
埼玉県代表 坂戸市消防団 和田素実

 「日消幼稚園のよい子のおともだち、こんにちは!私は、坂戸市消防団の和田といいます。それから…、みんなと一緒にお勉強する・・・・。」
「ケロタンで〜す!よろしくね!」
「ケロタン、じゃあ、さっそくお友達と一緒に自分のからだは自分で守る、大切なお勉強をしようね。みんなもよくお話を聞いて、ケロタンと一緒にやってみてね。
まず最初に、子どもだけでは火を使わないってお約束してね。でも、もしもからだに火がついちゃったら…。どうするケロタン。」
「熱いよ、怖いよ!」(ケロタン走り回る)
「あらあら!待ってケロタン。走ったらどんどん火が燃え上がっちゃうんだよ。」
「じゃ、どうしたらいいの?」
「まずは止まって。」(ケロタン、止まる)
「それから地面に倒れて」(ケロタン、倒れる)
「転がるのよ。」(ケロタン、転がる)
「そう、上手にできたね!ほら火が消えたよ。…みんなもよ〜く聞いてね。もしも体に火が付いたら止まって、倒れて、転がるの。そうすると火が消えるんだよ。」
「ふ〜ん、そうなんだ。よ〜くわかった。止まって、倒れて、転がるんだね!」
「そうよ、幼稚園のお友達も覚えておいて、おうちの人にも教えてあげてね。」
 このように現在は自分自身も楽しみながら幼児向けの防火教育を行うようになりました。
しかし、自分たちの特技を生かしながら楽しんで活動できるようになるまでには、訳も分からず夢中で走ってきた3年間があったのです。
坂戸市消防団女性部は平成19年4月に発足、私は14名の仲間とともに1期生として入団しました。
友人に誘われたのがきっかけで、消防団がどういうものなのかも、よくわからないままの入団でした。
そうして飛び込んだ未知の世界は、それまで馴染みのなかった規律や上下関係があり、また特別職の地方公務員という立場からも自分の意識を変える必要があり、ずいぶん戸惑いました。
その上、部長職まで仰せつかってしまい、何の経験も実績もない自分が部長だなんてどうしたらいいのか…、自問自答する日々でした。
とにかく与えられたことを一つ一つ誠実に、全力投球でこなしていく事、常に最善を尽くす事、それだけしか自分にできる事はありませんでした。
幸い理解のある家族、特に義母の全面的なバックアップを得ることができ、私の消防団活動を心強く支えてくれました。
また根気よく暖かく導いてくださった事務局さん、私の至らぬ面をフォローしてくれる班長さんたちにも恵まれ、他の部員のみなさんも協力的なお陰で着実に女性部の実績を積み上げてくることができました。
当初の目標であった応急手当指導員の資格も全員で取得し、さまざまな場面で資格を生かす活動もでき、自信につながっていきました。
そんな折に、米国における幼児向け防火教育の研修を受ける機会がありました。
゛危険には近寄らせない゛というどちらかといえば消極的な日本の教育とは対照的な゛危険な状況での対処方法゛を教える、踏み込んだ積極的な教育。
私にとってそれはまさしくカルチャーショックでした。そしてそれまで与えられたことのみをこなしてきた私が゛ぜひ自分たちでもやってみたい!と心から感じた事となったのです。
発足から4年目、やっと自分の意思で、自分の足で一歩踏み出すことができました。
これからも女性部15名で力を合わせ、地域住民の役に立つ新たなチャレンジをしていきたいと思います。
ケロタンと一緒に。

 


平成22年 1月10日
坂戸・鶴ヶ島消防組合消防出初め式
 当日は快晴にも恵まれ、
坂戸市千代田公園を会場として、
12団体 489名 車両33台が集結し、消防出初め式が執り行われました。
坂戸・鶴ヶ島鳶組合によるはしご乗り
   和太鼓披露
   坂戸市・鶴ヶ島市両消防団による
古式腕用ポンプ操法披露

昔懐かしい
腕用ポンプを使用しての放水です
   古式腕用ポンプ(放水側)

放水する水には着色がされており、演技が進むにつれ、
水の色は
火を連想させる「赤色」から
消火を示す「青色」へと変化します。
   坂戸・鶴ヶ島消防組合による、

「はしご車等一斉放水」

放水された水の形は、

縁起の良い鶴を模しています。